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三浦一馬バンドネオンリサイタル!

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行ってまいりました!18歳の高校生バンドネオニスト・三浦一馬さんのリサイタル!スペシャルゲストには、なんとクラシックギタリスト・大萩康司さん!一緒に写真も撮らせてもらいました!あー、ちびが横向いてる~~。。。

三浦一馬さんは18歳の高校生バンドネオニスト。幼少をイタリア・フィレンツェで過ごし、昨年10月の国際ピアソラコンクールでは、日本人初で、史上最年少となる準優勝を果たした逸材!ピアニストでともに活動するBABBO(バッボ)さんは実の父親だそうで。バッボってのはイタリア語で「とおちゃん」って意味なんだそうです。カッコいい親子ですな~。

大萩康司さんは今回スペシャルゲストという位置づけで、第1部には名前がなく、第2部の最後にしか名前がありませんでした。友情出演みたいな感じで、そんなに演奏しないのかな?と思い、演奏がスタートしました。 P1180002_4(ところがそれは大きなまちがいでした。。。)

一応、演奏前にホール内を撮影。今回は妻と子供が一緒なので、親子席で観覧しました。なので、こんな前では見てませんよ~。

先週までは雪が降って天候が悪かったんですが、今回は天気がよく当日券がかなり売れ、約340席はほぼ満席!

きっと、演奏者の皆さんも気持ち良かったでしょう。

【プログラム】

第1部

1 オブリヴィオン(ピアソラ)

2 バンドネオン協奏曲第一楽章(ピアソラ)

3 アディオス・ノニーノ(ピアソラ)

4 リベルタンゴ(ピアソラ)

5 天使のミロンガ(ピアソラ)

6 乾杯(ピアソラ)

第2部

7 ピアソラ・セレクション(ピアソラ)

8 想いの届く日(ガルデル)

9 コラレーラ(アイエータ)

10 タンゴ組曲(ピアソラ)

第1部はピアノとバンドネオンでスタート。いきなり妻と僕が大好きなオブリヴィオンとあって、妻がホール内にてゆっくりと聴く。僕は親子室で聴いてましたが、とてもゆったりとしたメロディでうっとりとしました。すべて忘却(オブリヴィオン)のかなたにいってしまいそう。。。本人も、「大切にしたい曲」と言ってるとおり、とても丁寧にひいてるのがわかりました。その後も、アディオス・ノニーノや天使のミロンガ、リベルタンゴなどおなじみの曲が続き、また、MCも丁寧なんで、飽きませんでした。

第2部はバンドネオンソロで演奏。ピアソラ・セレクションというのは初めて聴いたんですが、「ブエノスアイレスの夏」「天使の死」「デカリシモ」「来るべきもの」をメドレーにアレンジしたものらしいですね。

そして、最後の「タンゴ組曲」でついに大萩康司さん登場!超絶技巧のアサド兄弟が自身のために作った、ギタリストにはおなじみの曲。今回はバンドネオンとのデュオなんですが、これは三浦さんが編曲したもの。なんと世界初演だと言っておりました!演奏後に大萩さんが言ってましたが、「ただでさえギター2台で難しいのに、2台のギターで出してる音を弾くように要求してるからもっと難しいんだよね~」と毒づいておりました(^^)それでも、もちろん演奏が素晴らしかったのは言うまでもなく。。。

アンコールでは、大萩さんが「想いの届く日」のギターバージョンを演奏。その後、三浦さんとのデュオで「tanti anni prima」(ずっとずっと昔)という曲を演奏(これも初めて聴いた)。

これで盛り上がりは最高潮!最後は「リベルタンゴ」を2人で。・・・という予定だったそうなんですが、三浦さんの発案(アンコールのときに舞台裏で考え付いたそうですが…)で、急きょ、客席で聴いていたBABBOさんと3人で演奏してくれることになり、3人でリベルタンゴを演奏しました。

コンサートを通じて感じたのは、3人がコンサートを盛り上げようと、そして自身もコンサートを楽しもうと、MCが軽快で、舞台演出がとても楽しかったということです。第1部では三浦さんの初々しい18歳ならではのトークが新鮮で、第2部開始からは一転して舞台照明を変えたりするなど、タンゴの「色」を表現し、大萩さんが出てからは会場の空気をびりっとしめた演奏をしたかと思うと、MCトークでは大萩さんが三浦さんをイジる面白トークを展開。そして、最後は客席から父親(BABBO)を呼びつけて3人の共演で盛り上げて終了――。

簡単に書いただけでもこんなに盛りだくさんでした。大萩さんはスペシャルゲストだし、本編にはタンゴ組曲しか名前がないからそんなに出演しないのかな―と冒頭で書きましたが、アンコールでもたっぷり、トークもみっちりで十分すぎるほどでした。とにかく演出が多彩で、最初と第2部途中から、違うコンサートを見ているようでした。前売り2000円でこれはとてもお得でした!こんな片田舎に来てもらえるなんて…と思ってましたが、演奏者の皆さんにもとてもよい印象を持ってもらえたのではないかと思います!

最後になりますが、三浦さん、大萩さん、サイン会の忙しいところ写真撮ってもらってありがとうございました!皆さんのこれからのご活躍をお祈り申し上げます!!がんばってください!

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ギターのこと」カテゴリの記事

コメント

やーぼーさんhappy01
相変わらずコンサートめぐり多忙ですな~。
岩手・盛岡でも6月に大萩くんコンサートあります。
平日ですが、嫁さんの機嫌とっていきたいなぁと思ってますが、、、
実は今月末には木村大くんのコンサートもあり!!
うーん、どっちも行ってみたい。

投稿: すえっこ | 2009.05.13 午前 08時08分

臨場感がよく伝わってくるレポートですね!
小さなホールで行われる、\2,000という超格安チケット、
そして多彩なプログラムの演奏会! 実に楽しめたことでしょうね。
羨ましいです。『タンゴ組曲』に関するコメントは大阪でも聞けました。
演奏は聴けませんでしたが。大萩さんの演奏会は来月6/14京都で
あるので行きます。その一週間後には宝塚で福田進一さんの演奏会
があります。福田さんのはまだチケットを購入していませんが、都合が
つけば行く予定です(自由席なのであせる必要がないのです)。
ただ、5/30名古屋のアナ・ヴィドヴィチに行けないのは悔やまれます。。。

投稿: やーぼー | 2009.05.12 午前 05時56分

みんなのギターさんhappy01

ご訪問ありがとうございます!
とってもステキなコンサートでした。
きっと会場にいたみんなが楽しくて幸せになったと思いますよ~。

投稿: すえっこ | 2009.02.04 午後 12時36分

素晴らしい!
わたしも是非とも聴衆になりたい。
バンドネオンとギター!
素敵でしょうね~
いいないいな~

投稿: みんなのギター | 2009.02.01 午後 10時49分

大萩さんのCDは、ハバナしか持っていません。
いろんな方が演奏された曲がたくさん入っていているようで
なかなかいいCD買われたようですね♪
ボレロが聴きたい~。

写真に握手は、残念ながらできていません(T_T)
いいなぁ~、いいなぁ~。

投稿: CJ | 2009.01.31 午前 02時02分

CJさんhappy01
CDにサインupもちろんじゃないですか~!握手もしたし、一緒に写真撮ってますからね~。最新CDを買おうかと思ったんですが、ちょっと毛色を変えたCDを買ってみましたよ。「マニフィークライブ」というやつです。
→ http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A015120/VICC-60487.html

CJさんならお持ちですかね~?いろんなジャンルの演奏が楽しめますよ。

ギターだけのコンサートもいいですが、いろんな楽器とのコラボは見ていても楽しいな!と今回のコンサートで改めて感じました。そちらでもこんなコンサートあるといいですね~。そのときはぜひレポお願いしますね!!

投稿: すえっこ | 2009.01.25 午後 04時55分

そんな素晴らしい演奏会があったんですね!!
CDにサインもしてもらいましたか?私は、もちもらいましたよ♪
数年前に大萩さんのプライベートリサイタルに行った事があります。
タイトルは、忘れたのですがネックだけで演奏した曲があり
それには驚かされました!!彼の演奏をみているとある意味
曲だけでなく演奏全てが芸術だぁ~なんて思いました。
こっちにもそんなお得なリサイタルこないかなぁ~。

投稿: CJ | 2009.01.23 午後 11時39分

gitareoさんhappy01
はい!ぼくも大萩さんはとっても好きなのでよかったですよ。やはりCDで聴くのとは臨場感が違いますね。大萩さんは演奏に入る前、集中するために、数秒間イスに手をつき、じっとするのですが、その緊張感から解き放たれたような演奏がたまらなく良いのです。
演奏に向けて自分をどれだけ高められるか。お互いキンチョー屋ですから、少しは参考になるかもですね!

投稿: すえっこ | 2009.01.20 午後 11時09分

すご~~~~~~~~~~~~~い★
私は大萩さんファンなので、とってもとっても羨ましいですぅ~
いいなぁ~♪  ピアソラかぁ~、いいなぁ・・・。
トークも面白かったんですね!とっても楽しそう。
演奏会は何度行ってもいいものですよね。

投稿: gitareo | 2009.01.19 午後 04時31分

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