鈴木大介「バリオス作品集1~3」
大学時代当時から鈴木大介といえば、バリオスを好んで演奏し、
特に、当時ではバリオスをよく弾いたジョン・ウィリアムスのCDにも載っていないレアな楽曲を演奏していたのですが、
この作品集1~3では、滅多に聴かれない曲も披露されているのです。
大学時代は、バリオス本人が弾いたレコードの音源をCDにしたものを聴いてたのですが、そのCDでしか僕は聴いたことがないものも収録されています。
バリオスの演奏は、どうしても音質が悪いので、よく伝わらない部分があったんですが、それがこのCDで具体化されました。
鈴木大介の演奏はというと、ジョンの演奏しているCDとは違って、華やかな演奏というわけではありません。
どちらかというと、全体にゆっくりな印象を受けます。
バリオスはよく、「ギターのショパン」とか言われるほど、甘美な曲を作曲したイメージがありますが、それ以外にもエチュードなどを残し、バッハの影響を感じさせるものもあるのですね。そんなエチュード等を集めたのが作品集のうち3枚目なのですが、このCDが非常に良いと思います。
きっと大学時代ならそうは思わなかったでしょう。
当時なら、やはり甘美なメロディにだけ惹かれていた自分がいましたから。
10年前にハマったバリオスを聴きなおしたのですが、
くしくも、違うバリオスの魅力を発見したと思うのです。
僕が一番好きだった「大聖堂」。
3楽章の勢いあるパッセージに魅力を感じましたが、鈴木大介のCDでは3枚目に収録され、いわゆるバッハ的な作品の中の一つとなっています。そういえば、第2楽章などはそういう感じがします。
10年たって、新しい「大聖堂」の魅力も発見することができました。
| 固定リンク
「ギターのこと」カテゴリの記事
- 明日から一泊二日出張です(2009.10.29)
- アルハンブラ(2009.10.13)
- ブリーム「ギターラ」(2009.08.28)
- アルベニス―コルドバ デュオ(2009.08.12)
- コンサート終了(2009.08.10)



コメント
やーぼーさん
ジョンが来るんですよね~。
どちらかといえば、、、大聖堂かなぁ。聴いてみたいのは。
ちびとヨメを説得する必要有りですね。絶対反対されそうですが。ははは~。
投稿: すえっこ | 2009.06.23 午前 08時15分
CJさん
18歳のころに聴いた大聖堂は、第3楽章の速いパッセージに惹かれました。
アラサー(オーパーサーティー)となった今は、第2楽章の美しい和音や、第3楽章でもフレーズのつながりに魅力を感じたり・・・という感じですかね。
自分の演奏も、練習してないから20代のころよりは弾けてませんが、求めるものがどんどん変わっていくような気がします。
投稿: すえっこ | 2009.06.23 午前 08時12分
こちらでは大介さんの独奏会はあっても昼とかなので、
行ったことがありません。
10月末に新車で東京までドライヴ(には遠すぎ?)がてら、ジョンの
「大聖堂」と「フリア・フロリダ」のナマを聴きに行くのもいいかも。
もっとも二曲聴くには連日二公演に足を運ばなければいけませんが。。。
投稿: やーぼー | 2009.06.23 午前 05時44分
鈴木大介さんのアルバムですかぁ~。
私は、鈴木大介さんの演奏を聴いた事がないんです。
賞も取られてたと思うのですが、、、どんな演奏をするのか
とても気になるCDです!!
久し振りに大聖堂を聴いて何を発見されたのでしょうね?
学生時代に聴いた時と、今では感じ方が違うでしょうし
もっと歳をとって聴くとまた発見があるかもしれませんね♪
投稿: CJ | 2009.06.22 午後 11時34分